上野日記

自分が主人公の小さな物語

風が強い日は……

折角晴れたので自転車に乗ることにした。そろそろ寒くなりかけてきたので、この三連休には秋・冬用のウェアを買いに行こうかと考えていたのだが、 3日とも真夏日になり、今日は「過去最高気温の敬老の日」だそうである。とりあえず、ウェアは来週にすることにした。今日は暑いだけではなく、台風の影響か風が非常に強い。いつもだったら、ギアをトップに入れて走る普通の道でも、1-2段落として走らないときついくらいだ。

まだ土曜の疲れも残っているし、明日は会社なので、軽く走ることにした。藤沢を過ぎ134号線に出る頃、この風で西に向かうのはちょっときつそうだと判断し、江ノ島方面を目指すことにした。横から吹く風を縫いながらひたすら走る。あっという間に江ノ島を越し、稲村ガ崎、由比ガ浜、そして逗子。なんか調子が出てきたので、そのまま三浦半島を横断しようかと考えた。前方には山並が迫り、ちょっとつらいかなと思いつつ上り坂を走る。……やっぱ止めようかな(^^;。
んっ、あれっ、料金所……逗葉新道だそうである。念のため料金所のおじさんに通れるか尋ねると、「ダメダメ、あそこの信号を右に行かないと」……やっぱりそうだよねと独り言を言いながら引き返す。

信号の先は、坂道が続く。ひたすら続く。トンネルも長い。しかも上り坂。うーむ、失敗したか。ひたすら上る。途中、牧場があり……臭い。何だコリャ。息を止めるわけにはいかない。漸く上りが終わったところに「湘南国際村」のがあった。英語名が「Shona Village」だそうで、「国際」はどこいった、なんて考えながら走る。そろそろ、三浦半島の半部は過ぎたかな、とGPSを見ると全然別方向に走っていたようだ。Uターンのような道筋を走っていたようで、再び134号線に出てしまった。

まぁ、仕方ないかと再び江ノ島方面を目指すことにした。風が強い。時々バランスを崩すほどである。浜辺から砂が舞い上がり、体に当たるとチクチクと痛い。知らない間に海水も飛んできているようである。サングラスに薄っすらと塩が付き、視界が白く濁る。最初、走りすぎて目がおかしくなったのかと勘違いしたくらいである。

 江ノ島の海の家は既に撤去され、夏の終わりを感じさせるが、海には若者たち(たぶん)がサーフィンやウィンドサーフィンに興じている。強い風の影響で激しい波が打ち寄せている中を木の葉が舞うように漂い、今年最後の夏を惜しむかのようである。

【本日の記録】走行距離:75.5Km、最高速度:47.9Km/h、平均速度:20.3Km/h、移動時間:3:43、停止時間:0:44

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