上野日記

自分が主人公の小さな物語

今日は観音崎まで……

今日は一日中くもり、気温もそう高くはないということで、自転車に乗るしかない。そこで観音崎を目指した。こちらも17年ぶりである。既に手遅れなほど黒く焼けているが、念のため日焼け止めクリームを塗り、準備万端と外に出たら霧雨のような細かい雨が降っていた。出鼻を挫かれた。うーむ、どうしよう……、止むまでもうちょっと待つか……、と迷ったが強行することにした。走り出すと、逆にその雨が心地よいほどであった。
強行のおかげか、本日の獅子座のラッキーからのブルーのジャージを着ていたせいかは不明だが途中で女性のレーサとすれ違った。上から下までロードレーサ風にきめていた。グループでは見かけたことがあるが、女性一人は非常に珍しい。しかも色も白いので、自転車を始めたばかりか……。まるでfunride(自転車雑誌)8月号の表紙を飾っているモデルのようなきれいな女性であった。ただ、坂の頂点で一瞬のすれ違いなので定かではないが……。レーサ間の習慣である挨拶(近場をすれ違うときは「こんにちは」と、対向車線では会釈だけ)は交わすことができた。とりあえず、なんとなく気分が良くなった……(^^;。

気温が高くないので、走りも快適である。道路標識に「横須賀」の字を見つけると、♪これっきりーこれっきりーもうぉ♪……と山口百恵の「横須賀ストーリ」が頭の中で鳴り響く。その歌を口ずさみながら快適に走る。漸くたどり着いた観音崎は曇り空にもかかわらず、家族連れや若者たちでごった返していた。近くのコンビニで買ったおにぎりを食べる場所がない。仕方なく先端に進むと、以外や釣り人が数名。ベンチに座ると遠くに千葉県が見え、その間をタンカーが行き交う。大小いくつもの船を眺めながら昼飯をとった。ほんの一瞬日もさし、知らないうちに雨も止んでいた。気温は高くない方が良いが、やっぱ日差しがないと気分が乗らないなぁ。
今日の関東地方は上空に寒気が入り込み、最高気温は27度ぐらいだったようである。本日は体力もあまっているので、逗子を経由して帰ることにした(結局、江ノ島まで足を延ばしたが)。

 【本日の記録】走行距離:87.5Km、最高速度:48.4Km/h、平均速度:17.7Km/h、移動時間:4:56、停止時間:1:05

© 2002-2024 Shuichi Ueno