上野日記

自分が主人公の小さな物語

秋吉理香子の『絶対正義』を読んだ

秋吉理香子の『絶対正義』を読んだ。2016年に幻冬舎より刊行された長編ミステリー小説だ。2月よりフジテレビ系で山口紗弥加主演によるドラマが放送されているので読んでみた。以下の概要はAmazonより: 4人の女たちに届いた『思い出の会』への招待状。 差出…

湊かなえの『望郷』を読んだ

湊かなえの『望郷』を読んだ。2013年に文藝春秋より刊行された、連作短編小説だ。「みかんの花」、「海の星」、「夢の国」、「雲の糸」、「石の十字架」、「光の航路」の6編が収録されて入り、すべて瀬戸内海の架空の白綱島(作者出身の因島がモデルなのだろ…

黒川博行の『後妻業』を読んだ

黒川博行の『後妻業』を読んだ。2014年に文藝春秋より刊行された長編サスペンス小説だ。2019/1/22よりフジテレビ系で木村佳乃主演のドラマが始まり、原作が黒川博行と知り読んでみた。以下の概要はAmazonより: 91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後…

川口俊和の『思い出が消えないうちに』を読んだ

川口俊和の『思い出が消えないうちに』を読んだ。2018年にサンマーク出版より刊行されたファンタジー連作短編小説だ。「ばかやろう」が言えなかった娘の話、「幸せか?」と聞けなかった芸人の話、「ごめん」が言えなかった妹の話、「好きだ」と言えなかった…

川口俊和の『嘘がばれないうちに』を読んだ

川口俊和の『嘘がばれないうちに』を読んだ。2017年にサンマーク出版より刊行されたファンタジー連作短編小説で、「親友」、「親子」、「恋人」、「夫婦」の4編が収録されている。先日読んだ『コーヒーが冷めないうちに』の続編にあたる。以下の概要は図書情…

川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』を読んだ

川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』を読んだ。2015年にサンマーク出版より刊行されたファンタジー連作短編集だ。「恋人」、「夫婦」、「姉妹」、「親子」の4編が収録されている。もともとは舞台作品で、それを見に来ていた編集者に声を掛けられ小説とし…

Amazon Kindle Paperwhite 2018到着

1月3日に注文した「Kindle Paperwhite」が到着した。昨年11月7日に発売された電子書籍リーダーで、Kindleとしては第10世代、Paperwhiteとしては第4世代となる。主な特徴としては「防水機能」が搭載されたことが注目された。私が注文したのは、容量8GB、Wi-Fi…

貫井徳郎の『乱反射』を読んだ

貫井徳郎の『乱反射』を読んだ。2009年に朝日新聞出版より刊行され、第63回(2010年)日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門を受賞し、第141回(2009年)直木三十五賞候補作となった長編小説だ。2018年9月22日にテレビ朝日系で放送されたメ~テレ開局55周年記…

藤村いずみの『あまんじゃく』を読んだ

藤村いずみの『あまんじゃく』を読んだ。2004年に早川書房より刊行された連作短編の医療サスペンス小説だ。「コンプライアンス」、「フルコンタクト」、「パターナリズム」、「DOT」、「メディカル・アクシデント」、「プライベート・リベンジ」、「GO…

薬丸岳の『Aではない君と』を読んだ

薬丸岳の『Aではない』を読んだ。2015年に講談社より刊行され、第37回吉川英治文学新人賞(2016年)を受賞した長編小説だ。9月21日にテレビ東京でドラマが放送され録画したが、それを観る前に原作を読みたくてようやく今になった。以下の概要はAmazonより: …

和田竜の『村上海賊の娘』を読んだ

和田竜の『村上海賊の娘』を読んだ。2013年に新潮社より刊行され、第35回吉川英治文学新人賞(2013年)と第11回本屋大賞(2014年)を受賞した 歴史長編小説だ。以前より読みたいと思っていた本で、ようやく読むことができた。以下の概要はWikipediaより: 主人公…

本多孝好の『dele(ディーリー)』を読んだ

本多孝好の『dele(ディーリー)』を読んだ。2017年に角川書店より刊行された連作短編小説だ。「ファースト・ハグ」、「シークレット・ガーデン」、「ストーカー・ブルース」、「ドールズ・ドリーム」、「ロスト・メモリーズ」の5編が収録されている。20…

今村昌弘の『屍人荘の殺人』を読んだ

今村昌弘の『屍人荘の殺人』を読んだ。2017年に東京創元社より刊行された長編ミステリー小説だ。第27回(2017年度)鮎川哲也賞を受賞した作品で、その他「このミステリーがすごい!2018年版 第1位」、「週刊文春ミステリーベスト 第1位」、「2018本格ミステ…

池井戸潤の『オレたちバブル入行組』を読んだ

池井戸潤の『オレたちバブル入行組』を読んだ。2004年に文藝春秋より刊行された「半沢直樹シリーズ」第1弾の長編小説だ。2011年にシリーズ第2弾の『オレたち花のバブル組』を先に読んでしまい、2013年にはテレビドラマ「半沢直樹」を観てしまったので、読む…

池井戸潤の『下町ロケット ゴースト』を読んだ

池井戸潤の『下町ロケット ゴースト』を読んだ。2018年7月小学館より刊行されたシリーズ第3弾の長編小説だ。この秋には第4弾『下町ロケット ヤタガラス』の発売と、テレビドラマが放送される予定となっており、どちらも楽しみだ。以下の概要はAmazonより: …

池井戸潤の『花咲舞が黙ってない』を読んだ

池井戸潤の『花咲舞が黙ってない』を読んだ。2017年に中公文庫より刊行された花咲シリーズの第2弾となる連作短編集だ。6年半前に読んだ『不祥事』の続編にあたる。「たそがれ研修」、「汚れた水に棲む魚」、「湯けむりの攻防」、「暴走」、「神保町奇譚」、…

吉田修一の『ウォーターゲーム』を読んだ

吉田修一の『ウォーターゲーム』を読んだ。2018年5月に幻冬舎より刊行された「鷹野一彦シリーズ」第3弾となる長編産業スパイ小説だ。第1弾は『太陽は動かない』、第2弾は『森は知っている』である。時系列としては第1弾の続編にあたる。以下の概要はAmazonよ…

海堂尊の『アクアマリンの神殿』を読んだ

海堂尊の『アクアマリンの神殿』を読んだ。2014年に角川書店より刊行された長編小説だ。以下の概要はAmazonより: 桜宮市にある未来医学探究センター。そこでたったひとりで暮らしている佐々木アツシは、ある深刻な理由のため世界初の「コールドスリープ」技…

東野圭吾の『魔力の胎動』を読んだ

東野圭吾の『魔力の胎動』を読んだ。2018年3月にKADOKAWAより刊行された連作短編ミステリー小説だ。「あの風に向かって翔べ」、「この手で魔球を」、「その流れの行方は」、「どの道で迷っていようとも」、「魔力の胎動」の5編が収録されている。3年前に読ん…

阿川佐和子の『正義のセ』を読んだ

阿川佐和子の『正義のセ』を読んだ。2013年に角川書店より刊行された長編(連作?)小説だ。今週より吉高由里子主演のドラマが放送されるのを知り、読んでみた。以下の概要はAmazonより: 子供の頃から正義感が強かった凛々子。晴れて念願の検事となり意欲に…

蒼井碧の『オーパーツ 死を招く至宝』を読んだ

蒼井碧の『オーパーツ 死を招く至宝』を読んだ。第16回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞を受賞し、2018年に宝島社より刊行されたミステリー小説だ。「十三髑髏の謎」、「浮遊」、「恐竜に狙われた男」、「ストーンヘンジの双子」、「エピローグ」の連作…

小川糸の『キラキラ共和国』を読んだ

小川糸の『キラキラ共和国』を読んだ。2017年に幻冬舎より刊行された長編小説で、1年半前に読んだ『ツバキ文具』の続編にあたる。本書は新聞広告で知ったのだが、題名だけでは『ツバキ文具』の続編だとは思わなかった。以下の概要はAmazonより: 「ツバキ文…

佐藤正午の『月の満ち欠け』を読んだ

佐藤正午の『月の満ち欠け』を読んだ。2017年に岩波書店より刊行され、第157回直木賞受賞した長編小説である。以下の概要はAmazonより: あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男…

さだまさしの『解夏』を読んだ

さだまさしの『解夏』を読んだ。2002年に幻冬舎より刊行された小説集で、「解夏」、「秋桜」、「水底の村」、「サクラサク」の4編が収録されている。大沢たかお主演の映画『解夏』は観たことがあったので、今更原作を読む気にはなれなかった。ところが先日、…

東野圭吾の『マスカレード・ナイト』を読んだ

東野圭吾の『マスカレード・ナイト』を読んだ。2017年に集英社から刊行された「マスカレード」シリーズ第3弾の長編推理小説だ。以下の概要はAmazonより: 若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウント…

吉田修一の『犯罪小説集』を読んだ

吉田修一の『犯罪小説集』を読んだ。2016年にKADOKAWAより刊行された短編小説集だ。「青田Y字路」、「曼珠姫午睡(まんじゅひめのごすい)」、「百家楽餓鬼(ばからがき)」、「万屋善次郎」、「白球白蛇伝」の5編が収録されている。以下の概要はAmazonより…

沼田真佑の『影裏』を読んだ

沼田真佑の『影裏』を読んだ。2017年に文藝春秋より刊行され、第122回文學界新人賞および第157回芥川賞を受賞した中編小説だ。以下の概要はAmazonより: 大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。 北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心…

海堂尊の『玉村警部補の災難』を読んだ

海堂尊の『玉村警部補の災難』を読んだ。2012年に宝島社より刊行された連作短編ミステリー小説だ。「田口・白鳥シリーズ」のスピンオフとして玉村誠警部補と加納達也警視正の活躍が書かれている。本書は文庫本(2015年)で単行本に加筆修正があるらしい。以下…

伊坂幸太郎の『PK』を読んだ

伊坂幸太郎の『PK』を読んだ。2012年に講談社より刊行された中編小説集だ。「PK」「超人」「密使」の3編が収録されている。以下の概要は裏表紙より: 人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月…

川村元気の『四月になれば彼女は』を読んだ

川村元気の『四月になれば彼女は』を読んだ。2016年に文藝春秋より刊行された長編恋愛小説だ。以下の概要はAmazonより: 4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と―。天空の鏡・ウユニ塩湖…

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